接続設定

Claude Code を
独自 API エンドポイントに向ける

2026-10-07 時点の Anthropic 公式ゲートウェイ文書では、変数は 2 つで足りる。ANTHROPIC_BASE_URL がエンドポイント、ANTHROPIC_AUTH_TOKEN が資格情報で Authorization: Bearer ヘッダで送られる(ゲートウェイが x-api-key を読むなら ANTHROPIC_API_KEY)。settings.json の env ブロックにも書ける。Claude Code 2.1.285 以降、独自の ANTHROPIC_BASE_URL では 1M 窓を持つモデル(Opus 4.7+、Sonnet 5+、Fable)が 1M で動き、ゲートウェイが 200K までなら公式は /autocompact 200k の実行を勧めている。クラウドセッションはゲートウェイ構成に含まれず、そこで設定したゲートウェイ変数は適用されない。

更新日 2026-10-08

このツールを QCode エンドポイントに接続。Claude・GPT・中国系モデルを 1 キーで。

#ANTHROPIC_BASE_URL#ANTHROPIC_AUTH_TOKEN#settings.json#apiKeyHelper

押さえる 4 点

2 つの変数

最小構成

ANTHROPIC_BASE_URL がエンドポイント、ANTHROPIC_AUTH_TOKEN が資格情報。多くの場合これで足ります。

Authorization

資格情報が入るヘッダ

2026-10-07 時点の公式文書:ANTHROPIC_AUTH_TOKEN は Authorization: Bearer、ANTHROPIC_API_KEY は x-api-key、apiKeyHelper は両方のヘッダで送られる。変数を取り違えるとゲートウェイが見ないヘッダに入り、401 になる。

settings.json

2 つ目の設定場所

環境変数を使いたくない場合は settings.json の env ブロックに同じキー名で書けます。形は 1 対 1 で対応します。

適用外

Web 版とクラウドセッション

2026-10-07 時点の公式文書:クラウドセッションはゲートウェイ構成に含まれず、クラウドセッションの環境設定で指定したゲートウェイ変数は適用されない。通信を必ずゲートウェイ経由にするなら、そのユーザーにはこれらを有効にしない。

なぜこの 2 つで足りるのか

2026-10-07 時点でも答えは 2 つの変数。Claude Code の送信先は設定で変えられます。ANTHROPIC_BASE_URL がどこへ送るかを、ANTHROPIC_AUTH_TOKEN がどの資格情報を添えるかを決めます。公式文書は後者を率直に説明しています —— この環境変数が鍵を Authorization ヘッダに入れる工程そのものであり、ゲートウェイが読むのはまさにそのヘッダです。したがって、接続先が Anthropic プロトコルを話し、Authorization ヘッダで認証する限り、クライアント側のコード変更なしに接続が成立します。

公式文書の書き方と 2.1.285 の変更(2026-10-07 確認)

1 つ目は環境変数です。ANTHROPIC_BASE_URL にエンドポイント、ANTHROPIC_AUTH_TOKEN に資格情報を設定します。2 つ目は settings.json の env ブロックで、キー名は同じです。文書にはさらに apiKeyHelper の説明があります。これは静的な環境変数から読む代わりに、Claude Code が資格情報を取得するために実行するコマンドで、ローテーションが必要な場合に向きます。「ゲートウェイのモデルをモデルピッカーに追加する」「ゲートウェイ経路以外の通信を止める」という節もあり、法人導入では併せて読む価値があります。2026-10-07 追記:Claude Code 2.1.285(2026-09-29 公開)の変更履歴の原文は「Changed sessions behind a custom ANTHROPIC_BASE_URL to use the 1M context window of models that have one (Opus 4.7+, Sonnet 5+, Fable); run /autocompact 200k if your gateway stops at 200K」。公式のモデル設定ページは、ゲートウェイやその背後のサーバーが課す低い上限を Claude Code は検知できないとも書いている。

接続の 3 ステップ

ステップ 1

2 つの変数を設定します。ANTHROPIC_BASE_URL にエンドポイント、ANTHROPIC_AUTH_TOKEN に資格情報。まずはクリーンなシェルで試し、いきなりグローバル設定に書かないこと。

ステップ 2

最小のリクエストを 1 回送って疎通を確認し、レスポンスで返る model が依頼したものと一致するかを見ます。これで途中に書き換え層があるかどうかも同時に分かります。

ステップ 3

安定したら恒久化します。settings.json の env ブロックに移すか、CI ではシークレット管理から注入します(文書が示す CI の形は、シークレットから ANTHROPIC_AUTH_TOKEN へ資格情報を渡すものです)。ローテーションが必要なら apiKeyHelper に切り替えます。

公式文書に書かれていること vs 接続先に聞くこと

公式文書に記載

① ANTHROPIC_BASE_URL と ANTHROPIC_AUTH_TOKEN それぞれの役割。② 資格情報は Authorization ヘッダで渡ること。③ settings.json の env ブロックが等価な 2 つ目の書き方であること。④ apiKeyHelper は静的変数の代わりにコマンドで資格情報を取得すること。⑤ クラウドセッション(Web 版)と Slack の Claude Code はゲートウェイ導入の対象外で、クラウドセッションの環境で設定したゲートウェイ変数は適用されないこと。⑥ Claude Code 2.1.285 以降、独自の ANTHROPIC_BASE_URL では 1M 窓を持つモデル(Opus 4.7+、Sonnet 5+、Fable)が 1M で動き、ゲートウェイが 200K までなら /autocompact 200k を実行すること(変更履歴の原文、2026-10-07 確認)。

接続先に聞くこと

base URL にパスの接尾辞が要るのか、どの model id を提供するのか、1M コンテキストやキャッシュに対応するのか、並列の上限はいくつか —— これらは接続先次第で、Anthropic の文書が代わりに答えることはありません。404 が返ったら、まず base URL のパス部分を接続先の文書と突き合わせます。401 なら、資格情報が Authorization ヘッダで送られているかを確認してください。特にコンテキスト上限は確認したい。2.1.285 以降、Claude Code は独自エンドポイントでも 1M を前提に予算を組むが、ゲートウェイの低い上限は検知できない。200K までなら公式の勧め通り /autocompact 200k を実行する。

設定場所は 2 つ

環境変数

変更が最も速く、まず疎通させる段階に向きます。欠点は失われやすいこと —— 端末や CI ランナーが変われば消えますし、資格情報がプロセス環境に載ります。検証や単発の作業向けです。

settings.json の env ブロック

設定と一緒に移動し、現在のシェルの状態に依存しないため恒久化に向きます。ただし資格情報は平文でディスクに残るので、ローテーションが必要、あるいはディスクに置きたくない場合は apiKeyHelper に切り替えてください。必要なときに Claude Code が呼ぶコマンドです。

よく詰まる 3 点

① 設定したのに効かない:実際に動かしているプロセスからその変数が見えているか、settings.json の同名キーに隠されていないかを確認します。両方ある場合は実際の読み込み順で決まります。② Web 版やクラウドセッションで効かない:これは文書化された挙動です。現行のゲートウェイ文書には、クラウドセッションはゲートウェイ導入の対象外で、そこで設定したゲートウェイ変数は適用されないとあります。③ アカウント identity に依存する機能の挙動がおかしい:文書によれば、ANTHROPIC_AUTH_TOKEN で認証したセッションでは、可用性チェックが組織の設定と食い違う結果を返すことがあります。そのチェックには claude.ai へのログインまたは Anthropic の API キーが必要だからです。

QCode では

2026-10-07 時点の QCode 文書では、Claude Code の接続は上の 2 変数だけ:ANTHROPIC_BASE_URL に https://api.qcode.cc/api(末尾にスラッシュを付けない)、ANTHROPIC_AUTH_TOKEN に cr_ で始まるキー。ANTHROPIC_API_KEY しか読まないツールでも同じ cr_ キーで使える。Claude モデルは Anthropic プロトコルのエンドポイントでのみ動く。本ページは QCode の各モデルのコンテキスト上限を約束しない。コンテキスト超過エラーが出たら、Claude Code 公式の勧め通り /autocompact でしきい値を下げる。接続できたら、まず最小リクエストで応答に返る model が依頼したものと一致するかを確かめ、usage と利用明細を一度突き合わせたい。トークン課金で、各モデルの単価は /models を参照。

ANTHROPIC_BASE_URL をゲートウェイに向けたあとに変わる二つ

両方とも公式の ANTHROPIC_BASE_URL の項目に書かれていて、条件は同じです。値が第一方以外のホストを指すこと。QCode は該当するので、この経路でも同じく成立します。

MCP ツール検索は既定で無効

公式の記述は率直です。この変数が第一方以外のホストを指すと MCP ツール検索は既定で無効になり、プロキシが tool_reference ブロックを転送するなら ENABLE_TOOL_SEARCH=true を明示的に設定して一度確かめます。転送しない構成では検索の短縮分が使えないだけで、通常のツール呼び出しやメッセージ自体は影響を受けません。確認日 2026-10-07。

Remote Control は利用できなくなる

同じドキュメントより、v2.1.196 以降はこの変数が api.anthropic.com 以外を指すと Remote Control は使えなくなります。これは Amazon Bedrock、Google Cloud の Agent Platform、Microsoft Foundry と同じ扱いなので、スマホ側の遠隔セッションは既知の制約として扱ってください。確認日 2026-10-07。

認証情報はどのヘッダーに載せるか

公式の分け方はこうです。ゲートウェイ側が bearer token か Authorization ヘッダーと言うなら ANTHROPIC_AUTH_TOKEN、API key か x-api-key と言うなら ANTHROPIC_API_KEY を設定します。どちらも明示されなければ ANTHROPIC_AUTH_TOKEN から始めて、最小のリクエストで切り替えの要否を確かめるのが公式の手順です。QCode は両方受け付け、違いはどの変数を書くかだけです。確認日 2026-10-07。

本節の三つは Anthropic 公式ドキュメントの ANTHROPIC_BASE_URL の項目と LLM ゲートウェイ接続ページに基づき、2026-10-07 に確認しました。両方の挙動は Claude Code のバージョンに追従するので、最終判断は公式ページと実際に動かしている版に従ってください。

よくある質問

最低限どの変数を設定すればよいですか?

2 つです。ANTHROPIC_BASE_URL にエンドポイント、ANTHROPIC_AUTH_TOKEN に資格情報。公式文書は、後者が鍵を Authorization ヘッダに入れる変数だと説明しています。

base URL にパスの接尾辞は必要ですか?

接続先によります。Anthropic の文書が代わりに答えることはありません。手早く決着させるには、接続先の文書どおりに書いて最小リクエストを 1 回送ること。404 なら最初に確認すべきはパス部分です。QCode の場合、文書の値は https://api.qcode.cc/api で、末尾にスラッシュは付けない。

環境変数を使わずに済ませられますか?

できます。settings.json の env ブロックに同じキー名で書いてください。ローテーションが必要、あるいは平文でディスクに置きたくない場合は apiKeyHelper に切り替えます。Claude Code が資格情報を取得するために実行するコマンドです。

Web 版で設定しても効かないのはなぜですか?

文書化された挙動です。2026-10-07 時点の公式ゲートウェイ文書では、Slack の Claude Code とクラウドセッション(Web 版)はゲートウェイ導入の対象外で、クラウドセッションの環境設定で指定したゲートウェイ変数は適用されないとされています。通信を必ずゲートウェイに通したいなら、そのユーザーにはこれらの入口を有効にしないでください。2026-09-22 に取得した版には、この 2 つが always use Anthropic's API(常に Anthropic の API を使う)という一文もありましたが、現行の文書ではその部分が削除されています。

CI ではどう設定しますか?

文書が示す形は、シークレット管理から ANTHROPIC_AUTH_TOKEN へ資格情報を渡し、base URL は通常どおり設定するものです。資格情報をリポジトリ内の設定ファイルに書かないこと。コードに直書きするのと変わりません。

つながって最初に確認すべきことは?

レスポンスで返る model が依頼したものと一致するかです。リクエストになかった接頭辞・接尾辞・プロバイダ名が付いていれば、途中に書き換え層があります。それ自体が悪いとは限りませんが、後で請求を読むときの帰属の仕方が変わります。

情報源

2 つの環境変数の役割、資格情報がどのヘッダで送られるか、settings.json の env ブロック、apiKeyHelper の定義、クラウドセッションがゲートウェイを通らないこと:Anthropic 公式文書「Connect Claude Code to an LLM gateway」(code.claude.com/docs/en/llm-gateway-connect、初回 2026-09-02 取得、2026-10-07 再確認)。ANTHROPIC_BASE_URL の項目:Claude Code の環境変数ページ(2026-10-07 取得)。1M コンテキストと /autocompact 200k:Claude Code の変更履歴(GitHub の anthropics/claude-code リポジトリの CHANGELOG.md、2.1.285 の項目)とモデル設定ページ。公開日は同じリポジトリの GitHub Releases による。いずれも 2026-10-07 取得。QCode の接続方法:docs.qcode.cc の環境変数設定とエンドポイントの 2 ページ(2026-10-07 取得)。個々のエンドポイントのパス形式、利用できるモデル、上限は接続先次第で、本ページは代わりに答えない。

2 つの変数を、まずクリーンなシェルで

疎通したら model の返り値と usage の突合をすぐ確認し、それから設定に固定してください。

まず試して、それから決める

どのプランか迷ったら、まずスターター($8.57/月)から。満足したらアップグレードし、旧プランの残り価値は按分で残高に戻ります。